「親と子の会」の勉強会に参加したお母さん達、読脳メソッドを学んでいる人達の体験談を紹介します。
2回の参加で乳腺炎が良くなった!
川口喜代さん
埼玉県
埼玉「親と子の会」勉強会参加
娘が生まれる2か月前に母を亡くし、そのショックで父が寝たきりになりました。
そんな状況で出産し、産後ひどい乳腺炎を繰り返しました。
週1回、母乳マッサージに通いましたが、マッサージを受けても2、3日後には激痛が起こり、助産師の先生もお手上げ状態でした。
「自分ではどうすることもできない…。娘にまともにオッパイもあげられない」と自分がたまらなく情けなくなりました。
そんな時、母乳マッサージの先生に伊東先生を紹介され、「親と子の会」に参加しました。
講義の中で伊東先生の話を聞いていくことで、乳腺炎の原因に自分で気づくことができました。
2回目の受講後、ピタッと乳腺炎は無くなりました。
おかげで娘を母乳で育てることができました。
乳腺炎になったのは、私が、夫や父、周りの人達と本音でぶつかっていないことが原因でした。
そのストレスがオッパイに影響し、娘はそんなオッパイを飲まないように乳腺を詰まらせたのでした。
「親と子の会」で自分と、娘と、そして周りの人との、脳と脳とのコミュニケーションの大切さ、そして自分の身体は自分でコントロールできるのだということを学べました。
自分の頭痛も、子どもの夜泣きも自分で対応できるようになった
I.T.さん
東京都
東京「親と子の会」勉強会に参加
昔から寝込むほどの頭痛もちでした。
子供が生まれてからも時々ひどい頭痛が起こり、授乳中の息子の世話ができなくなり、核家族で手伝ってくれる人もいなくてとてもつらい状況でした。
母乳マッサージで通っていた助産師さんから、自分でケアできる方法を学べると聞いて勉強会に参加しました。
勉強会で、自分の体と心、子どもの体と心をつなげるためのMETトレーニングを学び、いかに自分が自分自身とも、子どもともつながっていなかったのかということに気づきました。
また、子どもや自分の情報を読む方法も指導していただき、頭痛の原因や子どもの夜泣きの原因を自分で探し出して、対応できるようになりました。
これまではただ悩んでいるだけでしたが、なぜこうなのか? こういうことではないか? それともこうか? と自分で考え、答えにたどりつけるようになりました。
おかげで育児にも余裕ができて、息子とも夫ともいい関係が持てるようになりました。
息子の夜尿症や神経症の原因は私だった
N.E.さん
大阪府
大阪「親と子の会」勉強会に参加
引越しをきっかけに、3歳の長男に夜尿症や神経症のような行動が出るようになりました。そんな時「親と子の会」を知り、参加しました。最初、人前で自分のことを話すことは、とても勇気がいりました。でも、話をすると今まで胸につかえていたものが取れるように思え、またいろいろな人の話を聞くうちに、「自分だけがしんどい思いをしている」と、思い込んでいたことに気づきました。長男のことを相談している時、思わず涙が出てきました。すると「子供のことで泣いてどうするの。子供のことで泣いちゃいけないよ」と伊東先生がおっしゃいました。今までなぐさめてくれる人はいても、叱られたことはありませんでした。母親になっても依存心が強く、弱い自分がとても情けなく思えました。
伊東先生とコミュニケーションする中で、長男にいろいろな問題が出た直接の原因は私にあったということに気づきました。母親である私が引っ越しという変化に対応できず、振り回されていたのです。荷をほどかなくてはという焦りや、近所付き合いへの不安、夫への不満…。そんな私のことを敏感にキャッチし、長男はサインを出していたのです。
長男が出したサインのおかげで、私自身がもっと強くなり、周りに振り回されることなく「自分の幸せな人生」に向かって努力しようという目標もできました。
問題は息子ではなく、私だった!
栗原雅代さん
東京都 保育士
東京「親と子の会」勉強会に参加
読脳アカデミー・CWインターナショナルスクール スクール生
私が伊東先生の講義を受講したのは、今から30年くらい前のことです。
当時4歳の長男は、産後すぐの夜泣きに始まり、アトピー、噛みつき、イヤイヤ期、集団になじめなくて幼稚園に行けない等、悩みのオンパレードでした。
育児書やいろいろな本を読み、助産師、保健師、医師、カウンセラー等の専門家に相談したり、発達心理学を学んだりしましたが、悩みは解決しませんでした。
本当につらくて母子心中まで考えました。
そんな私の状態を見て、次男の母乳マッサージでお世話になっていた助産師さんが、「親と子の会」の勉強会を紹介してくれました。
そこで、講師の伊東先生に出会いました。
それまでは、 本の知識や周りの人からの情報、専門家のアドバイスを基に、息子のことを「こうに違いない」と思い込んでいましたが、伊東先生が息子の脳の情報を読んで伝えてくださる情報は、私が考えていたこととはまったく違っていました。
「息子の脳の情報を基に子育てをする」ということを学んでいく中で、息子はみるみる変わっていきました。
そして、伊東先生とコミュニケーションする中で気づきました。
「問題はこの子ではない、私なのだ! 」と。
それは、親や周りの目を気にして、自分がどう生きればいいのか分からないで生きてきたことが原因でした。
だから根底に不安があり、その不安から息子の行動を問題視し、「この子がこうだから私はこんなに苦しんだ」と、息子にイライラをぶつけていたのだと気づきました。
息子を何とかしたいと思って参加したのですが、自分を何とかしないといけない!に、目的が変わりました。
自分自身が自分の脳の情報を読めるようになり、自分らしく幸せな人生を歩みたいと考えるようになりました。
その後、スタッフとして伊東先生の下で学んできました。
現在は保育士や産後ヘルパーとして、赤ちゃんや幼児、そのお母さん、お父さん達と向い合っています。お母さん、お父さん達の現状を知り、子育て中にこそ読脳を伝えないといけないと強く感じ、「親と子の会」の担当としての活動も行なっています。
また、伊東先生が指導しているスクール生としても学んでいます。
以前の私のように子育てに悩んでいるお母さんやお父さんに、自分らしく生きていく協力ができる自分になれることをめざしています。
親の関わり方が子供の歯にも、人生にも影響する!
橋本泰乃さん
青森県 歯科医師
読脳アカデミー・CWインターナショナルスクール スクール生
私が読脳メソッドを学んだきっかけは、自分が行なっている歯科治療に疑問をもったからです。
保険で行なう歯科治療は、「こんな症状の場合こんな処置をする」というのが、国で決められています。
それを私たち歯科医師は大学で学ぶのです。
しかし、教科書通りに行なっても良くならないという人が結構います。
そんな人にどうすればいいのか悩んでいた時、伊東先生が開催している医療者対象のセミナーを知りました。
それは既存の医学知識で処置する保険治療ではなく、「本人の脳の情報を読み出して行なう」という、読脳メソッドでした。
読脳メソッドを学んで歯科治療に取り入れると、歯科の常識ではありえないようなことが起こりました。
読脳で原因を探ると、歯や口の中以外に原因があるのです。その原因を改善すると、歯を削ったり、抜いたりしなくても、痛みが取れたり、咬み合せが良くなったり、受け口が良くなったり…ということが起こりました。
これまで自分がやってきた歯科治療はやる必要がなかった…。
というより、やってはいけなかったと気づきました。
症状は結果として起こっていることで、その原因を良くすることが大事なのに、歯科医療はそれをしないで対症療法をすることで収入を得ているのです。
そんなことに気づいて、私は歯科医院を閉院しましたが、町の依頼で今でも自分の研究テーマとして、乳幼児健診だけは続けています。
乳幼児健診では、伊東先生から学んだことをお母さん達に話すことにしています。
「虫歯は歯医者に行っても治りません。
お母さんがこの子にどのように接しているのか、子供に自分の考えを押し付けていないか、子供にストレスを与えていないか。虫歯はそういうことから始まるんですよ」
こんな話をお母さん達が理解できるのか疑問だったのですが、ほとんどのお母さんが「そうですよね」と納得していました。
中には「分かります! 私が原因だと思っていました」というお母さんもいました。
お母さん達は「自分の関わり方が問題だ」ということは分かっているけれど、どう関わったらいいのかが、分からないんだと気づきました。
それは、自分で考えるということができなくなっているからだと思います。
私は60代です。戦後の教育を受け、自分で考えることをしないで、教えられた知識をそのまま覚え、その中から答えを選ぶというやり方を学んできました。
それは今の時代も同じで、どこかに答えがあると思って、人を頼ったり、本やインターネットの情報を集めたりするのだと思います。
しかし、自分が求めていることの答えは外にはなく、自分の脳の中にしかない、ということを私は知りました。
お母さんとわが子の間で脳と脳のコミュニケーションができるようになれば、わが子の今の状態、訴えていることの意味が分かり、わが子もお母さんもストレスなく分かり合える関係が築けると思います。
赤ちゃん、幼児期のお母さんとわが子の関り方が、歯や口の中だけでなく、人生のあらゆることにも影響します。
この大事な時期のお母さん、お父さんに、ぜひ学んで欲しいと思います。